【国会レポート】契約社会を揺るがす保険業法改正の問題点【2003年6号】
6月12日の衆院本会議において「保険業法改「正案」が与党の賛成多数で可決されました。今国会中に参議院でも可決され7月中にも施行される見通しになっています。 この法律は、生命保険会社が、保険商品を販売した時点で契約者に約束 […]
【国会レポート】政治家の公約遵守が政策実行への信頼につながる【2003年5号】
政治への信用を得る最大の方法は、政治家が有権者に対して掲げた公約を実現すべく最大限に努力することでしょう。政治への信頼こそが、たとえば日本の景気を回復させる上でも非常に重要なのです。国民が政治を信頼しないと、政治家がいく […]
【国会レポート】「唯一の超大国」米国とどのように付き合うべきか【2003年4号】
3月20日に始まったイラク戦争は、大規模の戦闘についてはほぼ収束し、既に世界の関心は戦後体制に移ってきています。結果として、危惧されていた戦争の長期化・泥沼化については避けられたということになりそうですが、やはり「政治の […]
【国会レポート】国が関わる地元の課題に国会議員として取り組む【2003年3号】
いうまでもなく、国政に関わる課題に取り組むことが国会議員の職務の基本です。私も所属する厚生労働委員会で、国の厚生労働行政に関わる問題を中心に一生懸命議論してきました。 議論するにあたっては、例えば、健康保険法改正案の審議 […]
【国会レポート】非常事態のシナリオも想定するのが責任ある政治だ【2003年2号】
韓国政府は2月11日、省エネ対策として公用車や公務員の自家用車の使用制限、ガソリンスタンドやデパートなど大型量販店の照明制限を実施すると発表しました。アメリカによるイラク攻撃の可能性が高まる中で原油価格が上昇していること […]
【国会レポート】政治の言葉の重みを取り戻す【2003年1号】
政治の信用収縮が進行しています。大島が衆議院議員になってから2年半になりますが、今ほど政治家の言葉が軽くなった時代はないように思います。今、皆さんに「政治家の言葉を信じますか」と尋ねて「はい」と答える方はどれ位いるでしょ […]
【国会レポート】解散に浮き足立つのではなく本来の政治の仕事に専念せよ【2002年12号】
この12月で初当選してから2年6カ月が経ちました。衆議院議員の任期は4年ですから残りはあと1年半ですが、首相には衆議院の解散権があります。任期が減ってきて、小泉首相が最近、解散を臭わせたため、議員の間では今、「来年1月の […]
【国会レポート】信用こそ金融再生の基本【2002年11号】
政府は10月末日、不良債権処理の加速策や雇用対策、中小企業対策などを柱とする総合デフレ対策を発表しました。政府はこれまでにも数多くの「○○対策」を打ち出してきましたが、政府の経済対策はこの10年以上にもわたって、ことごと […]
【国会レポート】ヨーロッパ実態調査報告国会派遣の一員として【2002年10号】
大島はこの夏、衆議院の厚生労働委員会の派遣で超党派議員団(7名)の一員としてヨーロッパに行って来ました。イタリアでは保健省や療養施設、イギリスでは病院、オランダでは保健福祉スポーツ省等を訪問し、各国の医療制度の実態を調査 […]
【国会レポート】なぜ住基ネットは稼働してしまったのか【2002年9号】
去る8月5日から住基ネット(住民基本台帳ネットワーク)が稼働しました。これは、すでに皆さんご承知のように、住民基本台帳に載っている国民全員に11ケタの番号を割り当ててコンピュータで一元管理するというシステムです。 住基ネ […]
【国会レポート】政党は国民に雇われた『七人の侍』である【2002年8号】
今年1月に開会した通常国会は192日間の会期を終えて7月末に閉会しました。この国会では政府・与党が重要4法案(有事法案、個人情報保護法案、郵政公社法案、健康保険法改正案)を設定しましたが、今国会でこの4法案を優先して議論 […]
【国会レポート】世界から日本を見つめよ政治の質は変化してきた【2002年7号】
6月下旬の2日間、サミット(主要国首脳会議)がカナダのカナナスキスで行なわれました。サミットは、フランスのジスカール・デスタン大統領(当時)の提唱によって1975年にパリ郊外のランブイエで第1回会議が開かれて以来、参加各 […]
【国会レポート】テレビ報道はある面のみを強調して映している。注意して接するべし【2002年6号】
今年6月で私が衆議院議員になって丸2年が経ちました。この2年間、皆様から大きなご支援の後押しをいただき、私なりに一生懸命に活動してきました。例えば、国会での質問時間も700分を超えました。これは同期当選の議員に比べてもか […]
【国会レポート】政治家は派手な言動ではなく地道な取り組みをすべし【2002年5号】
国会開催中はあまり地元を歩くことができませんので、大島はこのゴールデンウィークを利用し衆議院議員大島あつして、できる限り地元を歩き回りました。とはいえ、知り合いのところを訪問するのではなく、重さ3.3キロのハンドマイクを […]
【国会レポート】政策秘書を活用できる政治家になるのが先決だ【2002年4号】
辻元清美前代議士の事件で政策秘書の問題が大きくクローズアップされてきたのは周知の通りです。政策秘書に関しては国は政策づくりという観点で設置したのですから、少なくとも政策が語れる、法律が分かる、専門知識を持っている人を雇う […]
【国会レポート】メッセージがなかったブッシュ大統領の国会演説【2002年3号】
海外からの国賓が来日すると、永田町や霞ヶ関の街頭にその国の国旗が日章旗と一緒に掲げられます。今回、2月17日から19日まで星条旗が永田町や霞ヶ関に翻り、米国のジョージ・ブッシュ大統領は滞在最後の日である19日の午前に国会 […]
【国会レポート】政治家と官僚とのあるべき関係とは協力すると共に牽制するということ【2002年2号】
今、一般の人たちが抱く中央省庁の官僚のイメージはけっしてよくないかもしれません。しかし、大部分の官僚は朝から夜遅くまで一生懸命に真面目に働いているのも事実です。ほんの一部の官僚が不正に手を染めたことによって、あるいは、や […]
【国会レポート】国民が良い年だと実感できるそれが政治の大きな役割だ【2002年1号】
大島が衆議院議員になってちょうど1年半が経ちました。今、改めて政治の役割は何かと考えたとき、それは、今年の12月31日に1人でも多くの人が「今年は本当に良い年だった」と実感し、さらに「来年も良い年になるだろう」という期待 […]
【国会レポート】抜本的な雇用対策こそが人々の不安を解消する【2001年12号】
秋には地元の各地で商工祭りや文化祭などさまざまな催事が行なわれます。大島は時間の許す限りそうした催事にうかがって、皆さんとお話する機会を持つようにしています。訪問先でご家庭から発せられる声をお聞きすると、ハッとさせられる […]
【国会レポート】憲法9条と集団的自衛権に留まらず「立体的な議論」が必要【2001年11号】
10月18日の衆議院本会議において自民党、公明党、保守党の与党3党などの賛成多数で「テロ対策特別措置法案」が可決されました。これは当該国の同意を得れば外国領域まで自衛隊派遣も可能とする法律で、まさに戦後の日本の安全保障政 […]
【国会レポート】狂牛病問題の一刻も早い解決は政治に課せられた大きな責任【2001年10号】
今回は「狂牛病問題」を扱いますが、それに関連してまず大島の政治姿勢を述べておきたいと思います。今まで政治家の多くは「私はこう考えています。皆さん、ついてきて下さい」と自分の主張を伝え支持を求めるだけでした。もちろんそれも […]
【国会レポート】大島あつしQ&A特集【2001年9号】
昨年6月25日投票の総選挙で大島が衆議院議員に当選して1年3か月近くが経ちました。その間、数多くの有権者の方々と接し、さまざまなご質問が寄せられましたので、今回はそのうち代表的なものをQ&A形式でご紹介致します。 […]
【国会レポート】国会審議にサラリーマンの気持ちが反映されない理由【2001年6号】
早いもので衆議院議員になってからもう丸1年が経ちました。150日間の会期日程で1月31日から始まった今通常国会において大島は衆議院の厚生労働委員会に所属し雇用対策関連法案、企業年金法案、ハンセン病問題などの審議に取り組ん […]
【国会レポート】改革で小泉首相に求められる国家予算のシェアの見直し【2001年5号】
4月26日に発足した小泉新内閣はどの世論調査を見ても80%前後という高い支持率を得ています。この人気は、政治の構造改革を掲げた小泉純一郎首相に対する国民の強い期待感の表れにほかなりません。 では、小泉首相の主張する構造改 […]
【国会レポート】民主党の雇用対策は大島の公約実現の第一歩【2001年4号】
昨年6月の総選挙で当選した直後、大島を支援してくれた人たちに言われたのは「次の選挙に勝つことが大切だ」ということでした。しかし、痛感するのは、次の選挙のことよりも、大島に投票して下さった8万0342人の皆さんをはじめ埼玉 […]
【国会レポート】機能不全に陥っている国会の予算審議の現状【2001年3号】
目下、衆議院は通常国会(第151国会)の真っ最中です(会期は1月31日~6月29日)。国会には「常会」「臨時会」「特別会」の3種類があります。常会とは通常国会のことで、毎年1回概ね1月中に召集され、会期は150日です。主 […]
【国会レポート】国会議員の仕事は立法と行政の監視【2000年3号】
私が当選して初めての本格的な国会(今年9月~12月)。その労働委員会で質問に立ちました。対象はKSD(ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団)問題です。質問時間は合計80分間ですが、私も含めて与野党30人の労働委員会メンバ […]
【国会レポート】所信表明演説を聞いたことがありますか?【2000年2号】
9月21日から12月1日まで72日間の日程で第150臨時国会が開かれています。この国会初日、森喜朗首相は衆議院本会議で40分ほどにわたって所信表明演説を行いました。首相の所信表明演説というのは会社で言えば社長の年頭挨拶の […]
【国会レポート】7月4日初登院の日有権者への責任の重さを強く実感【2000年1号】
7月4日の初登院の朝、午前5時に目覚ましをセットしておいたのに、午前4時半に目が覚めました。国会正門が開くのは午前8時です。他の議員に遅れを取らないようにしなければなりません。身支度を整え、愛用の大きなバッグと当選証書の […]