インターンシップを経験して

今年の夏、農家の方から、手紙が届きました。「毎日、暑い日が続いておりますが、お元気でお過ごしですか。ハウスの果実もおかげ様で、収穫出来るようになりました。何かとお忙しいと思いますが、くれぐれもお体に気をつけて下さい。」と書いてあります。

以前、積雪災害で地元の農業用ハウスの多くが倒壊し、お手紙をいただいた農家へも積雪災害の直後に駆けつけて、事情を伺いました。そしてその窮状を官房長官に質疑で伝え、救済に結びつけることができたのです。救済につながった質疑を傍聴したインターンシップの大学生の感想です。

今回の春休み期間、埼玉県第6区の大島敦事務所でインターンシップ活動をさせて頂いた。インターンシップを始めたきっかけは、とにかく『経験』が欲しかったためである。今まで自分自身にアピールできるようなスキルがなく、将来就職活動を始めるまでに出来ることは、とにかく様々な経験を積むことしかないと思った。お世話になる議員事務所を選考する際も、東京と地元・桶川と幅広く活動している衆議院議員の大島敦事務所は魅力的だった。

実際の活動も、桶川事務所での事務作業やポスティング活動だけではなく、東京で国会の委員会傍聴や民主党県連の行事等に手伝いとして参加するなど、本当に様々な経験ができた。2か月間インターン生として活動してきて、学んだことはたくさんあった。仕事をする上での心構え、事務所スタッフ全員で仕事しやすい環境をつくること、そして改めて働くことの大切さを多くの大人たちを見て学んだ。インターン生として、正直活動を始めたばかりの頃は風邪で休んだり、自ら積極的にコミュニケーションを取らなかったり学生気分が抜けてなかった。バイトとの両立も上手くできず、インターンシップを辞めたいと考えたこともあった。そんな私が、今回辞めずにここまで続けられたのは、大きなきっかけがあった。

それは2月22日の内閣委員会で大島代議士が質問するため、傍聴したとき、質問の内容が私の地元である埼玉県北部の雪害で被災した農家に対して手厚い保障を訴える内容であったのだ。私の実家(ハウス農家)も被害を受けていたので、その質問を傍聴した際、今まで曖昧だった政治家の仕事のイメージがガラッと変わった。すぐさま被災地を視察し、どのような保障や対応が求められているのかを理解して、政府に訴える姿を見て本当にありがたいと思った。

また、政治家として働く瞬間を生で感じることができてとても嬉しかった。辞めたいと思っていたが、大島敦事務所で活動していこうと決意した。議員を支える事務所スタッフを間近で見て私もできることは貪欲にやっていこうと前向きに活動できた。他にも、秘書さんから仕事の心得を教わって、当たり前のことだが、人の気持ちを考えて行動する大切さ、思いやりの重要さに気づけた。実際に仕事を体験し、自分に足りない部分や得意な部分もやってみて初めてわかった。

この経験をどの様に活かしていくか。私は、人の気持ちを考えて行動する努力を怠らないように、今回のインターンシップで終わりにせずこれからも様々な『経験』を重ねていきたい。自分にできることを見つけ、そしてそれを伸ばし仕事で役立てるように、秘書検定やパソコンの資格も仕事に必須なので今のうちに取得したい。政治に対しても決して遠いものではなく、自分の身近な問題であることに気づけたので、これからも新聞やニュースを細かくチェックして選挙も20歳になったら必ず行きたい。(D大学1年 Aさん)

大学生のインターン生(研修生)と圏央道の現場を歩く

インターンシップ生を受け入れて

私の事務所では、夏休みや春休みに大学生のインターンシップ生を受け入れています。インターンシップとは、学生が企業や団体で仕事を通して就業経験を積むことです。インターンシップが終わった学生の感想が寄せられましたのでそのまま掲載します。


まず私がついた代議士は、とても選挙区民を大切にしており、自ら後援者の自宅へ出向き、雑談や現在の日本に対しての意見に耳を傾けたりなど交流を欠かしていません。実際、私が後援者訪問した時には、後援者自身から『大島さんは元気かい?』などといった言葉をかけられ、日頃から代議士が国会議員という役柄で大きな顔しているような人ではなく、後援者と近所の友人のような関係性を持っている姿勢が伺えます。

地元民を大切にしていると前述しましたが、もちろん全国の国民のことも忘れてはいません。特に就職氷河期世代やいじめ、暴力を受ける社会的弱者に対しての思いやりを持っておられる方で、インターン中に何度も各省庁、企業とミーティングやレクチャーを通して、彼らの救済に関して予算の不足などを指摘したり、実際にサービスを見学しに行き、アドバイスを提供したりと熱心に考えておられました。まさに全国民の中でも救済すべき人を分かっておられる方です。

また、担当している各省庁や企業の方も『大島さんのお願いというからには、張り切ります。』といった言葉が多くあり、本当に国民だけでなく、各業界からも信頼してもらってる方なんだなと感心しました。」(M大学 法学部1年)

インターンシップ生の感想

「政治家って、どんな人なのだろう?どんなことをしているのだろう?」そんなふとした疑問から、わたしは大島あつし事務所でインターンをさせていただきました。インターンに参加する人にはいろいろな人がいました。議員志望の人、政策秘書志望の人・・・わたしはそういった人たちとは正反対で、政治にはさほど関心がなく、政治家に対しても、正直あまりいい印象は持っていませんでした。

しかし、実際の政治家の活動は、わたしの想像していたものとは全く違いました。動く。とにかく動く。ひたすら動く。代議士は国会見学ツアーで、参加者の方に対し自ら国会内を案内し、昼食を共にし、地元の情勢や日々の業務についてお話しする。そうかと思えば、官僚の方と意見交換をしたり、会合に出席したりする。そうかと思えば地元で有権者と接し、早朝から駅頭に立ったりする。秘書の方も、早朝から駅頭に立ち、事務所で事務作業をし、支援者の方のお宅を訪問し、人手が足りないとあれば自ら一軒一軒ポスティングをする。代議士と事務所の方の仕事内容の多さと幅広さ、そしてその大変さは並大抵ではないものがありました。そして、大島事務所の方々は非常に地元を大切にしている、ということをその活動内容から感じました。わたしの政治家に対する以前の印象は、政治家は国民の信頼を得て選ばれている、という根本的なことを失念した虚像であったことに、気づかせてくださりました。

また、政治的なことばかりでなく、社会人としての立ち振る舞いの仕方も学ばせていただきました。この2か月間で、大学生活では学べないようなたくさんのことを学び、そして大切な思い出を作らせていただきました。以前は興味がないから、と読み飛ばしていた新聞の政治面ですが、今では一番といっていいほど丁寧に読むようになるなど、今回のインターンで以前の自分とは違う自分になれたことを実感しています。(W大学法学部2年 Iさん)


【インタビュー記事】「語ろう内閣府」プロジェクト 大島副大臣へのインタビュー
【インタビュー記事】がんばろう日本! 政治家は合意形成のプロであれ
【国会レポート特別号】私の意見(記事下部にインターン生のインタビューあり)