【国会レポート】世界と日本の経済にとって極めて重要な洞爺湖サミット【2007年12号】
よく経済は生き物と言われ、勝手に動いているかのように見えますが、実際にはそうではありません。経済こそ政治の影響を非常に大きく受けるのです。 その最もわかりやすい例が1990年3月27日に当時の大蔵省が実施した「総量規制」 […]
【国会レポート】なぜテロ特措法が大きな焦点になったのか【2007年11号】
テロ特措法(特別措置法)が再延長されずに11月1日に失効したのを受けて、インド洋上で米国艦船などに給油を行っていた自衛隊の補給艦も11月23日、東京・晴海埠頭に帰港しました。 給油は2001年12月から始まって5年11ヶ […]
【国会レポート】「ねじれ国会」でも法律はきちんと可決・成立している!【2007年10号】
9月10日に開会し11月10日に閉会するはずだった臨時国会は、新テロ特措法の衆議院通過を図るために政府によって12月15日まで35日間延長されました。 わが国はテロ特措法に基づいて海上自衛隊をインド洋に派遣し補給艦による […]
【国会レポート】エネルギーと食料については海外依存度を下げていく【2007年9号】
党内人事が刷新され、私も党のネクスト・キャビネット経済産業副大臣になると共に衆議院では経済産業委員会の理事に就任しました。したがって、仕事の中心は、我が党の経済産業部門の政策を取りまとめ、どのような政策に重点を置き、どの […]
【国会レポート】首相官邸の機能強化に見合う優秀なスタッフの確保を【2007年8号】
安倍晋三首相が突然、辞任表明をしたのは9月12日でした。臨時国会が開会して首相の所信表明に対する代表質問のまさに直前だったため、私も大変驚きました。辞任という事態を招いた、安倍首相をめぐる事情についてはマスコミでさまざま […]
【国会レポート】日米同盟関係の維持にも普段の親密な交流が欠かせない【2007年7号】
7月29日に投開票が行われた参院選において民主党は埼玉県で2議席を確保しました。これは何より県民の皆様の見識の賜です。誠にありがとうございました。参院選全体でも民主党は改選議席を32議席から60議席へと大きく伸ばし、非改 […]
【国会レポート】政治家に求められるのは行政の問題点を見つけるセンスだ【2007年6号】
今回の参院選では消えた年金問題が焦点になりましたので、この問題を政と官の関係で考えてみたいと思います。消えた年金問題を指摘したのは野党である民主党の国会議員でした。しかし、野党に比べれば与党の持っている行政の情報は膨大で […]
【国会レポート】なぜ5000万件もの膨大な年金記録が消えてしまったのか【2007年5号】
私は先日、地元の方たちの参加を得て国会見学を催したのですが、参加者の一人にお父様の年金記録が消えてしまった方がいました。お父様は国民年金保険料を過去10年以上に遡って一括払いした(特別納付)にもかかわらず、社会保険庁には […]
【国会レポート】公務員の転職は公職の公募によって行うべし【2007年4号】
政府・与党は、各省庁による国家公務員の再就職斡旋を禁止し、その代りに一つの機関で一元的に再就職斡旋を行うという公務員制度改革関連法案を用意しました。要するに、天下りを規制するための法案です。 この法案も含めて今後の政治で […]
【国会レポート】外国人を受け入れる前に安国内の人材のスキルアップを【2007年3号】
今年のアメリカ大リーグは松坂大輔投手がデビューしたことで非常に盛り上がっていますが、今回は外国人の受け入れについて述べてみたいと思います。 周知のように松坂投手は、ポスティングシステムによって西武ライオンズから大リーグの […]
【国会レポート】雇用への安心感を確保していく必要がある【2007年2号】
バブル崩壊後、不況に陥った日本経済も最近になってようやく復調の兆しを見せてきました。しかしこの間、多くの企業がリストラを行い弱肉強食的な米国流の市場経済システムも広がってきました。一方で、今年からは「2007年間題」とも […]
【国会レポート】テクノロジーの進歩は政治にも影響を与える【2007年1号】
すさまじい勢いで進歩するテクノロジー。それに伴って新しい商品、新しいビジネス、新しいトレンドが日々出現しているわけですが、同時に新しい犯罪も生まれています。政治もテクノロジーの進歩の明暗を見据えた対応をしていかなければな […]