
立法府の役割は、行政監視とともに、政府から提出された法案を審議すること、自ら法案を作成して国会に提出することがあります。提出には、党内での議論をまとめ、他党にも法案を説明して賛同を得なければなりません。(写真 私がリーダーシップをとって意見集約を図り、法案を提出することができました。)

台湾を訪問(自費)し、国政選挙での若手候補者との会見が、現地TVニュースで取り上げられました。また国防研究所所長や経営者団体会長など識者との中台関係についての意見交換は示唆に富んでおりました。平和構築には、各国の立場は異なっても政治家同士が共通の認識を持つことが必要と強く実感しました。

今年も、8月、9月と2ヶ月間、学生インターンを受け入れています。私のレポートを配布したり、国会見学のサポートをしたり、有権者の方に電話でお困り事を伺ったり、国会での会議に陪席したりと、議員活動のありのままを経験してもらっています。

使用済み核燃料を、ガラス固化して最終処分した場合でも、天然ウラン並みに放射線量が減衰するには、10万年以上の時間を要します。国の原子力科学研究所では、300年に圧縮する研究を進めています。研究者と意見交換させていただきました。ベルギーと中国でも同様の研究が進められています。

群馬県に林業を視察。コロナ禍による影響で,輸入木材価格が高騰したことに伴い、住宅価格も大幅に上昇しました。木材自給率は4割ですが、強度を求められる木材は輸入材が主流であり、67%が森林の我が国としては、長期的な視野に立って国内材の競争力をつける政策が必要です。

量子科学技術研究開発機構六カ所研究所を視察。核融合炉のブランケット( 核融合反応で発生する中性子を取り込んで、熱エネルギーと新たな燃料を生産する核融合炉の心臓部)の部材を開発するために、スペインとフランスと協力して加速器を開発し、研究を進めている。核融合は、ウランなどは使用せず、使用済み核燃料の発生はなく、核分裂で起こる連鎖反応も起きない。

鴻巣駅、北鴻巣駅、吹上駅の発車メロディーは、美根ゆり香さん(鴻巣市観光大使)の作曲です。発車メロディー13周年(新型感染症で10周年が延期されて13周年)を記念してのライブが、エルミ鴻巣で開催されました。会場には、高崎線開業150年で、初めての女性駅長もお見えでした。

情報通信研究機構で、量子暗号について、開発状況と国際規格を作るにあたっての我が国の役割を第一線の研究者と意見交換。今後は、宇宙も含めてシームレスなネットワークを光電融合技術で構築することで、我が国の通信インフラを安全で最速にすることが産業競争力強化には必要です。

知事選挙で、大野元裕候補者(現知事)が埼玉6区で遊説。私も、各駅前で、市長と一緒に応援演説を行いました。3年半にわたる新型コロナウイルス感染症では、大野知事は的確な判断と指示で県民の命を守り抜きました。街頭演説には、町田皇介県議を先頭に友好市議の皆さんも駆けつけました。

コウノトリにちなんだ新酒「天空の里こうのとり」を、あたらしや酒店さん(新保社長、吹上駅北口駅前通り沿い)が鴻巣市商工会会館で発表。私も記者発表後のお披露目発表会に同席しました。純米酒と発泡酒の2種類で、鴻巣市産のお米も使用した美味しい日本酒です。鴻巣市商工会の皆さまにもサポートして頂いたと伺いました。(写真 こうのす観光大使石崎智子さんも会場にいらっしゃいました。)

経済産業省が所管する中小企業大学校を訪問して、10ヶ月の後継者育成コースの受講生、そして講師の方々と意見交換させて頂きました。60人から80人の従業員が働く製造業や設備業の後継者の皆さまで、研修最終日に行われる「自社の将来像と経営者としての覚悟」をプレゼンテーションする準備の真っ最中でした。

産業技術総合研究所で、日本発の独創的な太陽電池の成功ストーリーを聞く。塗布や印刷での量産で低コストであり、従来の太陽電池に匹敵するエネルギー変換効率を達成。成功のきっかけは、イギリス人研究者とのビールを飲みながらの懇談と伺いました。

海外に依存しないエネルギーとして、核融合発電の開発に、世界ではベンチャー企業が研究を加速しています。先日、国の研究所を視察し、「核融合は、ウランなどは使用せず、使用済み核燃料の発生はなく、核分裂で起こる連鎖反応も起きない」と伺いました。

商工会議所や商工会を訪ねて、地元企業の景況感について意見交換を行なっています。飲食、観光業など依然として厳しい業態もありますが、製造業などに一部明るさが見えています。(写真ものづくりの経営者の皆さまが主催されたセミナーに参加しました。)

新型感染症対策では、ワクチンとともに治療薬開発が欠かせません。大村智博士のノーベル賞受賞につながった「イベルメクチン」もその候補の一つです。先日、北里研究所で、イベルメクチンの治験への取り組みを伺いました。

台風19号では荒川の水位はこれまでの経験を超えて上がり、多くの家屋が床上浸水の被害に遭われ、復旧工事を進めるために自宅に帰れない方もいらっしゃいます。上尾市平方地区では多くの方から堤防の早期建設を要望されました。早速、対応しています。

豚コレラについては、党の対策本部のメンバーとして政策立案にたずさわり、私たちはワクチン接種を最初から訴えてきました。大野新知事の素早い対応もあり、地元養豚農家では既にワクチン接種は終了しています。(養豚農家を訪れてご意見を伺う)

中央アジアのウズベキスタンを視察(自費)。ロンドンと東京から等距離で、中央アジアの中心に位置し、日本への留学生も多く親日的です。また、2年前に就任した大統領が思い切った改革を進めているので成長する可能性の高い国です。(写真は日本語を学ぶ青年と意見交換を行う)

地元の皆さまと、医療用ロボットを開発している会社とNTTの最先端技術研究所を訪問して、脳科学と今後の技術革新について説明を受けました。ものづくりは日本の基盤です。ものづくり産業の育成と発展のために政策立案を進めています。

地元の各市町で国政報告会を開催しています。多くの方に参加いただき、地域や国政で困っていることや生活に直結するテーマについて、意見交換を行うことができています。「地元の中には日本のすべてがある」と考えていますので、お聞きした声を聴きながら、国会で取り上げています。

立法府の役割は、政府提出法案を審議することと、自ら法律を作成して国会に提出することがあります。臨時国会では、研究開発強化法改正案、公文書管理適正化法案、差別解消推進法案について法案提出者となりました。その中で、研究開発強化法案は衆参で可決され成立致しました。

内閣委員会で「量子暗号と量子コンピュータ」の研究開発促進について質問。量子コンピュータが開発されるとインターネットの暗号はすべて解読されますので、解読不可能な量子暗号システムの開発を急ぐ必要があります。国の情報通信研究機構では、2001年から同分野の研究を進めて、実用化の一歩手前まで来ています。(写真は同研究所を視察)

埼玉県総合防災訓練で、準天頂衛星「みちびき」の防災機能を活用した実証実験を視察。各避難所から安否情報を衛星経由で集約し、ネット上で安否確認できるシステムです。また、衛星から電波でカーナビなどに避難指示を伝える機能も実証実験できるようになりました。両機能ともに私が働き掛けた機能です。

日中平和友好条約が締結されて40年を記念しての日中両国の大学教授によるセミナーが香港で開催
され、2日間参加しました。香港で開催される理由は、中国側にとって自由に発言ができるからと伺いました。本音の意見交換で互いの理解が深められたと確信しています。

私たちが住んでいる地域に拠点を置いている食品加工会社を訪問。季節の変わり目には、生産する品目が変わります。麦茶やきな粉など普段何気なく購入している商品をISO(国際標準)に基づいた厳格な品質管理のもとで製造しています。

地元にはサラリーマンから就農された方がいらっしゃいます。先日、お話を伺う機会がありました。ハローワークで農業大学校の職業訓練コースが目に止まり、就農を決めたそうです。新たな栽培方法を試みるなど創意工夫して取り組んでいらっしゃいました。

国立情報通信研究機構を訪れ、理論上盗聴が不可能な通信方法である量子暗号の研究開発を視察。光ファイバーや衛星からレーサー光線で地上に設置された受信機に光子(光の粒)で暗号を送付するシステムです。絶対の秘匿性が求められる情報を送ることに必要な技術です。日本が一歩リードしている分野です。

深圳では路線バス全てが電気自動車です。世界で一番多く電気自動車を製造しているBYD社を訪問し、創業者と意見交換。1995年に電池メーカーとして創業し、自動車製造は2003年から手掛けたそうです。これからモータリゼーションが始まる中国では、今後、環境負荷が小さく、部品数が少ない(製造しやすい)電気自動車が主流になります。

総選挙投票日の翌日から、江川や赤堀川、元荒川などで増水による被害があり、現場に足を運び、事情を聴取させて頂きました。上尾市領家の工業団地も数社が被害を被りました。写真は、トラックが水没してしまいエンジンを起動できない状態で、どこまで水位が上がったかの説明を受けました。災害対策に党派は関係ありません。引き続き対応して行きます。

JAXA種子島宇宙センターを訪問。昨年10月10日に日本版GPS衛星である準天頂衛星「みちびき」の4号機が、同センターから無事に打ち上がり、今年から高精度の位置測位サービスが始まります。2011年に同衛星の閣議決定に尽力しましたので感慨深いものがあります。

25年ぶりにベトナムの首都ハノイを訪問し、日本に技能研修生を送り出している教育機関を視察。教室で彼らのノートを見せてもらうと、律儀にそして丁寧に書き込まれていました。意欲の高さと日本への期待を実感しました。

太田花卉市場を花卉産業振興議員連盟の役員として視察いたしました。日本で一番扱い額が大きい花の市場です。2014年2月の積雪災害の際には、直ちに地元のハウス農家(花卉、果樹、トマト、イチゴ、胡瓜など)を訪問し、被害状況と農家の思いを国会で取り上げ、官房長官ともやり取りをさせて頂き、十分な政府の対策(総額1000億円)を引き出すことができました。今、多くの農家の皆様が丹精込めた作物を出荷しています。今後も「地元密着」で産業振興に努めて参ります。

圏央道を利用して、筑波研究学園都市にある国土地理院を視察しました。私が打ち上げへの道を開いた準天頂衛星の利活用について意見交換を行いました。地図情報は安全保障上極めて重要です。日本は準天頂衛星を活用しての電子標準点のシステム導入を東南アジア諸国に働きかけています。(写真:国土地理院ではドローンを活用して、災害時の地図作成を行っています。)

ベトナム、タイ、インドネシアの青年が病院や介護施設で研修を受けながら、日本人と同様の試験に合格して、看護師や介護福祉士として働いています。先日、彼らが働く病院を視察し、日本語で意見交換をしました。お年寄りを敬う気持ちが強く、患者さんからも信頼されています。今後、当たり前となる日本の風景と思います。

圏央道は、湘南茅ヶ崎から、地元を通って成田まで一直線につながりました。初当選以来、その都度、国会で早期開通を求めて質問してきました。2012年には、前田国土交通大臣に地元の建設現場を視察頂き、早期開通への政治の意思を示しました。今回の開通は感慨深いものがあります。筑波研究学園都市まで1時間となり、日本の頭脳と繋がったことは、産業振興に大いにプラスとなります。(写真は、開通に先立ち、現地を視察しました。)

製造業にたずさわる中小企業経営者の皆さんと、政策立案の専門家から自動車産業の今後について説明を受けました。自動運転の取り組み、また、ハイブリッド車は過渡期の技術で将来はEV(電気自動車)であることなど示唆に富んだ内容でした。先手を打った中小企業政策を提案していきます。

私たちの地域の最重要課題は高齢化する社会に備えることです。今から数年前、私が調べたところ、全国で一番高齢化する選挙区がここ埼玉6区でした。今回、地域包括支援センター(中学校区ごとに設置され、65歳以上に方を対象に介護などの相談や関係機関の連携を担う)を訪問して、準備すべき課題についてヒアリングを行いました。今後、医療介護政策に反映していきます。

常任委員会の一つである衆議院懲罰委員長に就任しました。衆議院議員の身分を扱う委員会です。除名や登院停止(一定期間国会に来ることを禁止する。その期間は採決に臨めない)など、選挙で選ばれた国民の代表者である国会議員の権限を制限することについて審議します。議会制民主主義を健全に機能させるために公平な運営に心掛けます。

積雪災害の際に、地元のハウス栽培農家をくまなく取材して国会で取り上げ、救済に取り組みました。トマト、きゅうり、ぶどう、梨、花など多くの農家が、ハウスを建て直し、無事、生産に取り組んでいます。今年の収穫状況についても、訪問してヒアリングしています。

夏には、大学生のインターンを受け入れて、地元で、国会で、私の活動を手伝って頂いています。レポートを配布したり、ポスターを張替えるなど、地味な活動の連続です。2ヶ月間、一緒に活動すると、皆、逞しくなります。卒業後、新聞社に入社し、今、政治部で記者として私を取材している元インターン生もいます。

圏央道を利用して、厚木にあるNTT最先端技術研究所を訪問。人工知能を中心に意見交換し、社会が根底から変わると実感しました。先日も、板金業を営む方から、「最近、衝突しない自動車の普及で、仕事が無くなっている」と伺いました。技術の進歩は確実に社会を変えます。この産業革命を活かすように政策を進めます。

先日、地元の障がい者就労支援施設を訪問しました。指導される方も熱心で、皆さん、明るく、委託された軽作業に従事しています。一番の心配は、ご両親が高齢化して、子供たちの世話ができなくなることです。一生涯にわたり、一人ひとりに居場所と出番がある社会を築き上げることが政治の使命です。

熊本地震の被災地を訪問。地元の県議と市議に同行頂き、区長、市長、農協の職員の方々から、要望事項をヒアリングしました。訪れた集落では、家屋はほぼ全壊です。26世帯、80人が暮らしていましたが、下敷きになった方も全員が無事に救出されたそうです。予算委員会で質問に立ち、要望事項を首相と大臣に伝え、実施を促しました。

2016年3月25日、国会議員が官僚と接触した際の記録の作成を定めた「政官接触記録作成法案」を国会に提出しました。この法案は、国会議員によるあっせんなど疑惑や不信を招く行為を防止し、国民の信頼を確保することを目的にしています。(写真は、法案提出後の記者会見の様子)

インドに出張して、小中高一貫の私立学校を訪問しました。海外青年協力隊の女性隊員が日本語を教えています。中学校までは日本語が必須です。授業料は月1500円で、中流層のご家庭の子供達が多いそうです。日本への期待を実感します。

「さがみロボット産業特区」の湘南ロボケアセンターを訪問し、福祉や介護の現場で使用することを想定した生活支援ロボットを視察しました。制御に人口知能を活用することによって、一人ひとりの障害の程度に応じて動作するロボットスーツの開発が進められています。

産業技術総合研究所の臨海副都心センターを視察しました。バイオテクノロジーと情報技術の融合に重点を置き、人口知能や暗号化技術など、最先端の研究開発に取り組んでいる研究拠点です。日本の産業競争力を強化するためには、このような世界レベルの技術開発を実用化に結び付けることが重要です。

法案を国会に提出するには、国民の誰からも「なるほどこの法律は必要なんだ」と思える理由が必要です。首相がこれまで法案の提出理由とし説明してきた「ホルムズ海峡での機雷掃海」など、国会審議で、提案する理由(立法事実)になり得ないことが明確になりました。また、これまでの憲法解釈の限界を超えた法案でもあり、国民の理解は深まっていません。

つくば市にある「物質・材料研究機構」では、日本屈指の研究施設で、航空機のための超耐熱合金等、社会で必要とされる新しい材料の開発を進めています。世界に先駆ける研究を進めるには、オールジャパンで各分野で連携していくことが必要です。

平成27年5月8日、11日のネパール地震救援金募金活動でご協力を頂いた募金総額は、125,178円となりました。救援金は、日本赤十字社に送金させていただきます。皆さまのご協力に心より御礼申し上げます。

地域の救急救命を担っている病院を訪問しました。県央地域は医療の空白地域と言われていますが、医療関係者のご尽力によって多くの命が救われています。搬送時間や運用方法等の課題に関して、公的にも取り組む必要があります。

Aさんは、大雪でハウスが倒壊したときは、目の前が真っ暗になったそうです。助成を受けて再建したハウスの中には送風機やボイラーも設置され稼動を待つばかりです。夢のようだと、感謝の気持ちを表されました。日本の農業を支えてくれる方が、あきらめることなく笑顔で農業を続けられることが励みになります。

医療・介護用のロボットを開発しているサイバーダイン株式会社を訪問し、CEO(社長)でもある山海筑波大学教授と意見交換をしました。ロボットのような器具を装着すると、微弱な神経の信号を察知して手や足を動かすことができるようになります。寝たきりや要介護の負担を減らすために、身体機能回復の分野にも保険を適用できるようすすめてまいります。

アメリカのテキサス州の都市ヒューストンの郊外では、シェールガスが掘削されています。今後シェールガスは日本へも運ばれます。我が国が輸入するエネルギーの価格を抑え、国家の資源を有効に活用できるよう官民協力して取り組んでいます。

3Dプリンターでは、金属原料をレーザーや電子ビームで溶融し積層していくことによって立体のものを造型することができます。右の写真では、球体の中にさらに丸いボールが入っていること、左の写真では、軽くて丈夫な構造の部品を精密に作り出していることがお分かりになると思います。すべてコンピュータの設計データから製造されたものです。

杉原千畝(すぎはらちうね)は、第二次世界大戦中ヨーロッパで、外務省の訓令に反して人道的立場から6000人を超えるユダヤ人にビザを発給し命を救いました。イスラエルを訪問した際に、その時助かった女性と面会し、命のビザのおかげで今があると、日本人への感謝を表されました。

3Dプリンターで製造した物体を手に取ったときは衝撃を受けました。欧州が先行している画期的な技術であり、わが国でも研究、実用化を進めるために支援する必要があります。民間企業を訪問し、3Dプリンターの可能性について意見交換を行いました。

平成26年3月11日の募金活動でご協力いただいた募金総額は、75,289円となりました。翌日、日本赤十字社東日本大震災義援金に振込みを致しました。義援金は、被災者のもとに届けられます。皆さまのご協力に心より御礼申し上げます。

ハウスが雪の重みで倒壊してしまいました(写真)。11月から暖房を焚きはじめて、これから出荷するというタイミングでの被害に農家の方々は茫然としています。私の国会質問を受けて早急な対応がとられるようになりました。

埼玉県の職業能力開発施設である中央技術専門校では、高校卒や大学卒の学生が熱意をもって授業に臨んでいます。私の手がけた求職者支援制度を利用して通学している生徒もおり、学校全体の就職率はほぼ100%に上ります。公的分野の担う職業訓練についての認識を新たにしました。

京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授と、今後の研究者の育成について意見交換を行いました。iPS細胞研究所の取組みについても話を伺い、国家として最先端の研究をどのように支援していくべきか認識を深める場となりました。

神奈川県の黒岩知事と圏央道の未来像について意見交換をしました。来年には厚木までが、翌年には藤沢までが結ばれます。1本の道でつながれることによって埼玉も神奈川もともに発展し地域が元気になるように話し合いました。

省エネ法の審議に備えて、住友電工が手がけている工業用の蓄電池を視察しました。30年にわたって研究を続けてようやく商品化の目途がついたそうです。諦めることなく長期にわたって技術開発を進めてきた研究者と経営陣に心より敬意を表します。

宮城県南部の沿岸地域は東北地方有数のいちごの産地です。国の援助もあり多くのビニールハウスが再建され、「いちご団地」として復興しつつあります。行き届いた温度管理で栽培されたいちごは甘く粒も大きく、復興の息吹を感じます。(ビニールハウス内にて)

地元の牧場に伺いました。埼玉県に1台しかないという最新鋭の搾乳機を使い、24時間一切人手を介さずに搾乳が行われていることに驚愕しました。後継者の方も交えて農業の将来について意見交換をさせていただき、多角経営にも力をいれている経営者の攻めの姿勢に敬服いたしました。

国立天文台を視察しました。太陽観測衛星「ひので」からのデータを分析すると、太陽の磁場に変異がおきており、太陽活動が低調に推移していくことが予測されます。地球環境についての影響も懸念されており、今後も観測結果を注視していく必要があります。

国際金融市場は、コンピューターによって世界のGDPの10倍もの巨額のリスクマネーが常時かつ瞬時に取引されており、非常に不安定になっています。それにどのように対応していくかも国際政治の大きな課題です。(地元でビジネスセミナーを開催)