
川崎火力発電所を視察。2050年カーボンニュートラルに向けての電力会社の取り組みについて意見交換しました。民間企業にとっては、将来への予見可能性がないと投資にリスクが伴います。我が国の事情に則した国際的な枠組みを構築することが国の使命です。

鴻巣市原馬室ささら獅子舞を見学。450年以上の伝統を地域の方々が守って下さっています。笛は、自生している篠竹から2年かけて保存会の皆さまが作ります。最後は漆で仕上げるそうです。獅子舞の最後に見学している一人ひとりが獅子に厄を払ってもらいます。

地元を移動していると、休耕地や休耕田が増えていると実感します。畑をトラクターでうなっている方に伺うと、点在して一町歩(3000坪)の畑があり、周りに迷惑が掛からないように、ただうなっていると聞きました。高齢化や後継者不在による農地の荒廃化、農地を相続した場合の負担など、国として早急な対策が必要です。

鴻巣市は江戸時代からの「人形のまち」です。静岡市も人形店が多く、私が存じ上げる鴻巣の人形店は、毎年5月に静岡市のコンベンション会場で商談会を開催します。正月飾りから雛人形、五月人形まで、一年の3割の商いが決まるそうです。(商談会場に足を運びました。)

次世代エアモビリティEXPOを訪問。主催者に伺うと前年よりも参加企業は増えて、空飛ぶ自動車、様々なドローンが展示されていて、期待の大きさを実感します。この分野では、航空機の開発製造に関する法整備と欧米から評価される日本の型式認証の能力が必要です。(写真 空飛ぶ自動車)

2014年2月に関東では大雪が降り、地元のハウス農家の多くが被害を受けました。私は、ほとんどすべての農家を訪問し、実態を把握して、1週間後に国会で取り上げました。ハウス農家では、息子がサラリーマンを辞めて後継者になっていらっしゃる方が多く、「早く対策を取らないとやる気が失われる」と訴えました。官房長官と何回か直接電話でやりとりをさせて頂き、農業生産施設の復旧・修繕費に対する補助率を10分の3から10分の9へ引き上げることができました。この時の仕組みは、その後、2016年の熊本地震や今回の能登半島地震でも適用されています。

市が主催する防災訓練に参加しました。その際、AED(心臓に電気ショックを与え、動きを取り戻す医療機器)の訓練を受講できました。先日、駅のデッキの上で高齢者の方が突然倒れた際、AEDを使う必要がなかったものの、冷静に対応できました。訓練の重要さを実感しました。

こうのとりマルシェ(青空市場)が、コウノトリ野生復帰センター「天空の里」前で開かれていましたので、立ち寄りました。素材を活かして「からだ」を考えてのお弁当とコーヒーを青空のもと頂戴しました。(お弁当は雷電の「はなりま」さん、コーヒーは前砂の78coffeeさんです。)

地元企業が、埼玉県DX(デジタル技術を活用して、業務改善にはじまり、ビジネスモデルそのものを変革すること)大賞を受賞しました。早速、工場見学をさせて頂きました。小ロット多品種の部材を扱っていて、個々の部材をQRコードで管理して、作業負荷を掛けることなく、複雑な工程のどこに何が仕掛かっているのかを即答できるようにしたそうです。デジタル人材を育成し、システム構築を内製化していることが素晴らしいと感じました。

半導体工場建設にともない、部材の需要が増えています。腐食性ガスなどを排気する装置を製造する地元工場を訪問しました。60年以上地域に立脚して、安定した職場での雇用も実現し、地元社会にも貢献しています。顧客の仕様に、的確かつ柔軟に対応できる技術の蓄積が強みと感じました。ベトナムにも工場があり、ベトナムの方は、後輩社員への技術の伝承も厭わず、会社へのロイヤリティーも高いと伺いました。

量子コンピューターを活用して、物流の最適化に取り組んでいる企業を訪問。「自動車産業」をこれからは「モビリティ産業」と位置付けたことを契機として、大手自動車メーカーが、物流の課題解決を図るために設立(2018年)した会社です。今後、日本の物流は、システムで統合され、貨物の積載率は飛躍的に向上します。自動車会社としては、積載率向上に伴い、トラックの販売台数は減少しますが、課題解決を優先することに日本の未来を見ることができました。

上尾市で新規就農された皆さまと意見交換を実施。上尾市は、キウイが特産物です。出荷前にどのように熟成させるかが、農家のノウハウと伺いました。(写真 新規就農を志していらっしゃる方が、ベテランの農業者から指導を受けています。)

昭和3年(96年前)の埼玉県の「茶」の番付表を見ると、上尾市大石地区や北本市石戸地区などが生産地として横綱級に番付られています。写真は、営農型太陽光発電で、太陽光パネルの下で茶の木が栽培されています。たずさわる専門家の方に伺うと、栽培4年目で、玉露などに使われる高級茶の生産が期待されると伺いました。今後は、地元の休耕地を利用して、高級茶の生産地としての復権も期待できます。

確定申告の時期にあわせて、上尾税務署を知り合いの税理士と一緒に訪問しました。以前は、申告に訪れた方が建屋の外で待たされることがありましたが、今は申告に訪れた方の導線計画も考え抜かれているのでスムーズに申告できます。電子申告が増えており、皆さんスマートフォンを持ち込んで申告していました。

農業分野における国の研究機関を訪れました。農業従事者は、毎年減少しています。写真は、梨や桃など果樹栽培の新しい方法です。Y字型に剪定された桃の木が、2メートル間隔で植えられています。この「省力樹形」による方法ですと、立ったままで収穫や剪定作業ができ、農作業の省力化につながるだけでなく、収穫量及び農業所得の向上が見込まれています。

国立天文台を訪問。世界最先端の光学望遠鏡、電波望遠鏡、観測衛星開発で培った技術は、量子コンピューター開発などに転用できます。国立天文台では、3Dプリンターで電波望遠鏡の精密な部品を作ったり、クリーンルームでは世界最高水準のセンサーを製造したりと、民間では製造できない様々な装置や部品を内製化しています。10年、20年を超える研究の蓄積があってこそ到達できる領域を持っていることが、わが国の強みでもあります。(写真 電波望遠鏡の心臓部分は絶対零度の環境です。その技術は量子コンピューターに応用できます。)

毎年1月12日に、鴻巣市滝馬室の神社で的祭(まとうさい)が催されます。昔は農家の12歳の長男が羽織り袴姿で弓を射っていましたが、今は地元の小学6年生全員が参加します。しかし、今でも、葦を網代(格子状)に編んで的を作る家、弓や弓矢の材料を調達する場所など、それぞれが決まっているそうです。地域社会の連帯の強さを感じます。

北本市観光協会が主催し、「北本七福神と健康長寿を楽しむ会」をはじめ多くの団体も協力する「北本七福神めぐり」を訪れました。多くの参加者が、それぞれの神社に祀られた七福神を徒歩や自転車で巡りながらスタンプを押して貰います。私たちの社会の彩りは多くの方のボランティアの力によっていると実感します。巡路の一つ、須賀神社で日本一大きいおみくじを引くと「中吉」でした。

タクシードライバー全員が学卒で採用されている営業所を訪れ、入社2年から5年の20代のドライバーの皆さまに取材させて頂きました。人と出会える仕事を楽しんでいます。まず、驚いたことは、営業所内にWi-Fiも使える素敵なカフェがあってくつろげることです。14時から翌朝8時までが営業で、戻って1、2時間、まとめの業務を行い帰宅となります。配車アプリで、職人技によらなくても安定した所得が確保されています。人を大切にする企業に人材が集まります。

鉄1トンを生産すると2トンのCO2が発生します。石炭に替えて水素で鉄を作る研究開発を、国は2008年から製鉄会社に委託しています。君津市にある製鉄所を訪れ、水素還元製鉄の開発状況について説明を受け、意見を交換しました。(写真 研究施設は秘密ですので写真撮影はできません。研究施設手前の高炉前で撮ったものです。)

子ども食堂を訪れました。ボランティアの皆さんが手作りで美味しいお弁当を作っていました。(写真は当日提供されていた食事。子ども食堂とは、子どもやその保護者に手作りの食事を提供する地域のボランティア活動)

地元小学校で、学校給食(写真)を校長先生と食べる機会がありました。国の施策として学校給食は無償化し、地産地消で有機栽培の野菜やお米を使用することで、地元の農家も応援したいと考えます。また、給食時間を延長して食育を充実することも大切です。そのためには先生の増員が必要となります。教員として就職し10年勤めれば奨学金は全額免除するなど、新しい制度の導入も図りたいと思います。

東京モビリティショー(モーターショー)を見学しました。地元では、プレス加工や部品製造の中小企業が多く、またトラックを製造しているUDトラックスや大手機械メーカーのアイチコーポレーションの本社と工場があります。これからの自動車産業のゆくえは、地元企業の設備投資の判断も左右します。(写真 UDトラックスのブースで最先端のドライブシミュレーターを試してみました。)

11月、12月は、消防団の特別点検が各自治体で実施され、私も列席させて頂きます。消防団の皆さまは、8月以降、毎週一回、仕事が終わってから午後7時に集まって消防訓練を重ねています。その成果を披露するのが特別点検です。寒い中で規律正しく行われる操法などの消火訓練を見ると、安心感を実感します。また、火事や地震などで住民の安全を確保して頂いていることに心より敬意と感謝を表します。

NTTの研究所は、年に一回、最先端の研究について展示会を実施しています。情報を圧縮することなく光の速度で通信できる光電融合技術の研究について伺うとともに、NTTが進める生成AIについても説明を受けました。光の速度で遅滞なく通信できると、ショベルカーやブルトーザーなど建設機械を遠隔で操作できる時代が訪れます。(写真 遠隔で建機を操作する運転席に座ってみました。)

年2回、世界中の国会議員が一堂に会して、各テーマ毎に議論する国際会議が開催されます。今年の秋はアフリカのアンゴラが会場で、私は衆参国会議員5人のメンバーの一人として参加しました。普段は揉めることなく進む会議ですが、ガザ地区からイスラエルへの攻撃とそれに対する反撃があり、それぞれの立場を代表する緊急追加議題の提案が上程され、各国毎の賛否の表明は鋭く対立しています。私たち日本は、棄権としました。

立法府の役割は、行政監視とともに、政府から提出された法案を審議すること、自ら法案を作成して国会に提出することがあります。提出には、党内での議論をまとめ、他党にも法案を説明して賛同を得なければなりません。(写真 私がリーダーシップをとって意見集約を図り、法案を提出することができました。)

台湾を訪問(自費)し、国政選挙での若手候補者との会見が、現地TVニュースで取り上げられました。また国防研究所所長や経営者団体会長など識者との中台関係についての意見交換は示唆に富んでおりました。平和構築には、各国の立場は異なっても政治家同士が共通の認識を持つことが必要と強く実感しました。

今年も、8月、9月と2ヶ月間、学生インターンを受け入れています。私のレポートを配布したり、国会見学のサポートをしたり、有権者の方に電話でお困り事を伺ったり、国会での会議に陪席したりと、議員活動のありのままを経験してもらっています。

使用済み核燃料を、ガラス固化して最終処分した場合でも、天然ウラン並みに放射線量が減衰するには、10万年以上の時間を要します。国の原子力科学研究所では、300年に圧縮する研究を進めています。研究者と意見交換させていただきました。ベルギーと中国でも同様の研究が進められています。

群馬県に林業を視察。コロナ禍による影響で,輸入木材価格が高騰したことに伴い、住宅価格も大幅に上昇しました。木材自給率は4割ですが、強度を求められる木材は輸入材が主流であり、67%が森林の我が国としては、長期的な視野に立って国内材の競争力をつける政策が必要です。

量子科学技術研究開発機構六カ所研究所を視察。核融合炉のブランケット( 核融合反応で発生する中性子を取り込んで、熱エネルギーと新たな燃料を生産する核融合炉の心臓部)の部材を開発するために、スペインとフランスと協力して加速器を開発し、研究を進めている。核融合は、ウランなどは使用せず、使用済み核燃料の発生はなく、核分裂で起こる連鎖反応も起きない。

鴻巣駅、北鴻巣駅、吹上駅の発車メロディーは、美根ゆり香さん(鴻巣市観光大使)の作曲です。発車メロディー13周年(新型感染症で10周年が延期されて13周年)を記念してのライブが、エルミ鴻巣で開催されました。会場には、高崎線開業150年で、初めての女性駅長もお見えでした。

情報通信研究機構で、量子暗号について、開発状況と国際規格を作るにあたっての我が国の役割を第一線の研究者と意見交換。今後は、宇宙も含めてシームレスなネットワークを光電融合技術で構築することで、我が国の通信インフラを安全で最速にすることが産業競争力強化には必要です。

知事選挙で、大野元裕候補者(現知事)が埼玉6区で遊説。私も、各駅前で、市長と一緒に応援演説を行いました。3年半にわたる新型コロナウイルス感染症では、大野知事は的確な判断と指示で県民の命を守り抜きました。街頭演説には、町田皇介県議を先頭に友好市議の皆さんも駆けつけました。

コウノトリにちなんだ新酒「天空の里こうのとり」を、あたらしや酒店さん(新保社長、吹上駅北口駅前通り沿い)が鴻巣市商工会会館で発表。私も記者発表後のお披露目発表会に同席しました。純米酒と発泡酒の2種類で、鴻巣市産のお米も使用した美味しい日本酒です。鴻巣市商工会の皆さまにもサポートして頂いたと伺いました。(写真 こうのす観光大使石崎智子さんも会場にいらっしゃいました。)

経済産業省が所管する中小企業大学校を訪問して、10ヶ月の後継者育成コースの受講生、そして講師の方々と意見交換させて頂きました。60人から80人の従業員が働く製造業や設備業の後継者の皆さまで、研修最終日に行われる「自社の将来像と経営者としての覚悟」をプレゼンテーションする準備の真っ最中でした。

産業技術総合研究所で、日本発の独創的な太陽電池の成功ストーリーを聞く。塗布や印刷での量産で低コストであり、従来の太陽電池に匹敵するエネルギー変換効率を達成。成功のきっかけは、イギリス人研究者とのビールを飲みながらの懇談と伺いました。

海外に依存しないエネルギーとして、核融合発電の開発に、世界ではベンチャー企業が研究を加速しています。先日、国の研究所を視察し、「核融合は、ウランなどは使用せず、使用済み核燃料の発生はなく、核分裂で起こる連鎖反応も起きない」と伺いました。

商工会議所や商工会を訪ねて、地元企業の景況感について意見交換を行なっています。飲食、観光業など依然として厳しい業態もありますが、製造業などに一部明るさが見えています。(写真ものづくりの経営者の皆さまが主催されたセミナーに参加しました。)

新型感染症対策では、ワクチンとともに治療薬開発が欠かせません。大村智博士のノーベル賞受賞につながった「イベルメクチン」もその候補の一つです。先日、北里研究所で、イベルメクチンの治験への取り組みを伺いました。

台風19号では荒川の水位はこれまでの経験を超えて上がり、多くの家屋が床上浸水の被害に遭われ、復旧工事を進めるために自宅に帰れない方もいらっしゃいます。上尾市平方地区では多くの方から堤防の早期建設を要望されました。早速、対応しています。

豚コレラについては、党の対策本部のメンバーとして政策立案にたずさわり、私たちはワクチン接種を最初から訴えてきました。大野新知事の素早い対応もあり、地元養豚農家では既にワクチン接種は終了しています。(養豚農家を訪れてご意見を伺う)

中央アジアのウズベキスタンを視察(自費)。ロンドンと東京から等距離で、中央アジアの中心に位置し、日本への留学生も多く親日的です。また、2年前に就任した大統領が思い切った改革を進めているので成長する可能性の高い国です。(写真は日本語を学ぶ青年と意見交換を行う)

地元の皆さまと、医療用ロボットを開発している会社とNTTの最先端技術研究所を訪問して、脳科学と今後の技術革新について説明を受けました。ものづくりは日本の基盤です。ものづくり産業の育成と発展のために政策立案を進めています。

地元の各市町で国政報告会を開催しています。多くの方に参加いただき、地域や国政で困っていることや生活に直結するテーマについて、意見交換を行うことができています。「地元の中には日本のすべてがある」と考えていますので、お聞きした声を聴きながら、国会で取り上げています。

立法府の役割は、政府提出法案を審議することと、自ら法律を作成して国会に提出することがあります。臨時国会では、研究開発強化法改正案、公文書管理適正化法案、差別解消推進法案について法案提出者となりました。その中で、研究開発強化法案は衆参で可決され成立致しました。

内閣委員会で「量子暗号と量子コンピュータ」の研究開発促進について質問。量子コンピュータが開発されるとインターネットの暗号はすべて解読されますので、解読不可能な量子暗号システムの開発を急ぐ必要があります。国の情報通信研究機構では、2001年から同分野の研究を進めて、実用化の一歩手前まで来ています。(写真は同研究所を視察)

埼玉県総合防災訓練で、準天頂衛星「みちびき」の防災機能を活用した実証実験を視察。各避難所から安否情報を衛星経由で集約し、ネット上で安否確認できるシステムです。また、衛星から電波でカーナビなどに避難指示を伝える機能も実証実験できるようになりました。両機能ともに私が働き掛けた機能です。

日中平和友好条約が締結されて40年を記念しての日中両国の大学教授によるセミナーが香港で開催
され、2日間参加しました。香港で開催される理由は、中国側にとって自由に発言ができるからと伺いました。本音の意見交換で互いの理解が深められたと確信しています。

私たちが住んでいる地域に拠点を置いている食品加工会社を訪問。季節の変わり目には、生産する品目が変わります。麦茶やきな粉など普段何気なく購入している商品をISO(国際標準)に基づいた厳格な品質管理のもとで製造しています。

地元にはサラリーマンから就農された方がいらっしゃいます。先日、お話を伺う機会がありました。ハローワークで農業大学校の職業訓練コースが目に止まり、就農を決めたそうです。新たな栽培方法を試みるなど創意工夫して取り組んでいらっしゃいました。

国立情報通信研究機構を訪れ、理論上盗聴が不可能な通信方法である量子暗号の研究開発を視察。光ファイバーや衛星からレーサー光線で地上に設置された受信機に光子(光の粒)で暗号を送付するシステムです。絶対の秘匿性が求められる情報を送ることに必要な技術です。日本が一歩リードしている分野です。

深圳では路線バス全てが電気自動車です。世界で一番多く電気自動車を製造しているBYD社を訪問し、創業者と意見交換。1995年に電池メーカーとして創業し、自動車製造は2003年から手掛けたそうです。これからモータリゼーションが始まる中国では、今後、環境負荷が小さく、部品数が少ない(製造しやすい)電気自動車が主流になります。

総選挙投票日の翌日から、江川や赤堀川、元荒川などで増水による被害があり、現場に足を運び、事情を聴取させて頂きました。上尾市領家の工業団地も数社が被害を被りました。写真は、トラックが水没してしまいエンジンを起動できない状態で、どこまで水位が上がったかの説明を受けました。災害対策に党派は関係ありません。引き続き対応して行きます。

JAXA種子島宇宙センターを訪問。昨年10月10日に日本版GPS衛星である準天頂衛星「みちびき」の4号機が、同センターから無事に打ち上がり、今年から高精度の位置測位サービスが始まります。2011年に同衛星の閣議決定に尽力しましたので感慨深いものがあります。

25年ぶりにベトナムの首都ハノイを訪問し、日本に技能研修生を送り出している教育機関を視察。教室で彼らのノートを見せてもらうと、律儀にそして丁寧に書き込まれていました。意欲の高さと日本への期待を実感しました。

太田花卉市場を花卉産業振興議員連盟の役員として視察いたしました。日本で一番扱い額が大きい花の市場です。2014年2月の積雪災害の際には、直ちに地元のハウス農家(花卉、果樹、トマト、イチゴ、胡瓜など)を訪問し、被害状況と農家の思いを国会で取り上げ、官房長官ともやり取りをさせて頂き、十分な政府の対策(総額1000億円)を引き出すことができました。今、多くの農家の皆様が丹精込めた作物を出荷しています。今後も「地元密着」で産業振興に努めて参ります。

圏央道を利用して、筑波研究学園都市にある国土地理院を視察しました。私が打ち上げへの道を開いた準天頂衛星の利活用について意見交換を行いました。地図情報は安全保障上極めて重要です。日本は準天頂衛星を活用しての電子標準点のシステム導入を東南アジア諸国に働きかけています。(写真:国土地理院ではドローンを活用して、災害時の地図作成を行っています。)

ベトナム、タイ、インドネシアの青年が病院や介護施設で研修を受けながら、日本人と同様の試験に合格して、看護師や介護福祉士として働いています。先日、彼らが働く病院を視察し、日本語で意見交換をしました。お年寄りを敬う気持ちが強く、患者さんからも信頼されています。今後、当たり前となる日本の風景と思います。

圏央道は、湘南茅ヶ崎から、地元を通って成田まで一直線につながりました。初当選以来、その都度、国会で早期開通を求めて質問してきました。2012年には、前田国土交通大臣に地元の建設現場を視察頂き、早期開通への政治の意思を示しました。今回の開通は感慨深いものがあります。筑波研究学園都市まで1時間となり、日本の頭脳と繋がったことは、産業振興に大いにプラスとなります。(写真は、開通に先立ち、現地を視察しました。)

製造業にたずさわる中小企業経営者の皆さんと、政策立案の専門家から自動車産業の今後について説明を受けました。自動運転の取り組み、また、ハイブリッド車は過渡期の技術で将来はEV(電気自動車)であることなど示唆に富んだ内容でした。先手を打った中小企業政策を提案していきます。

私たちの地域の最重要課題は高齢化する社会に備えることです。今から数年前、私が調べたところ、全国で一番高齢化する選挙区がここ埼玉6区でした。今回、地域包括支援センター(中学校区ごとに設置され、65歳以上に方を対象に介護などの相談や関係機関の連携を担う)を訪問して、準備すべき課題についてヒアリングを行いました。今後、医療介護政策に反映していきます。

常任委員会の一つである衆議院懲罰委員長に就任しました。衆議院議員の身分を扱う委員会です。除名や登院停止(一定期間国会に来ることを禁止する。その期間は採決に臨めない)など、選挙で選ばれた国民の代表者である国会議員の権限を制限することについて審議します。議会制民主主義を健全に機能させるために公平な運営に心掛けます。

積雪災害の際に、地元のハウス栽培農家をくまなく取材して国会で取り上げ、救済に取り組みました。トマト、きゅうり、ぶどう、梨、花など多くの農家が、ハウスを建て直し、無事、生産に取り組んでいます。今年の収穫状況についても、訪問してヒアリングしています。

夏には、大学生のインターンを受け入れて、地元で、国会で、私の活動を手伝って頂いています。レポートを配布したり、ポスターを張替えるなど、地味な活動の連続です。2ヶ月間、一緒に活動すると、皆、逞しくなります。卒業後、新聞社に入社し、今、政治部で記者として私を取材している元インターン生もいます。

圏央道を利用して、厚木にあるNTT最先端技術研究所を訪問。人工知能を中心に意見交換し、社会が根底から変わると実感しました。先日も、板金業を営む方から、「最近、衝突しない自動車の普及で、仕事が無くなっている」と伺いました。技術の進歩は確実に社会を変えます。この産業革命を活かすように政策を進めます。

先日、地元の障がい者就労支援施設を訪問しました。指導される方も熱心で、皆さん、明るく、委託された軽作業に従事しています。一番の心配は、ご両親が高齢化して、子供たちの世話ができなくなることです。一生涯にわたり、一人ひとりに居場所と出番がある社会を築き上げることが政治の使命です。

熊本地震の被災地を訪問。地元の県議と市議に同行頂き、区長、市長、農協の職員の方々から、要望事項をヒアリングしました。訪れた集落では、家屋はほぼ全壊です。26世帯、80人が暮らしていましたが、下敷きになった方も全員が無事に救出されたそうです。予算委員会で質問に立ち、要望事項を首相と大臣に伝え、実施を促しました。

2016年3月25日、国会議員が官僚と接触した際の記録の作成を定めた「政官接触記録作成法案」を国会に提出しました。この法案は、国会議員によるあっせんなど疑惑や不信を招く行為を防止し、国民の信頼を確保することを目的にしています。(写真は、法案提出後の記者会見の様子)

インドに出張して、小中高一貫の私立学校を訪問しました。海外青年協力隊の女性隊員が日本語を教えています。中学校までは日本語が必須です。授業料は月1500円で、中流層のご家庭の子供達が多いそうです。日本への期待を実感します。

「さがみロボット産業特区」の湘南ロボケアセンターを訪問し、福祉や介護の現場で使用することを想定した生活支援ロボットを視察しました。制御に人口知能を活用することによって、一人ひとりの障害の程度に応じて動作するロボットスーツの開発が進められています。

産業技術総合研究所の臨海副都心センターを視察しました。バイオテクノロジーと情報技術の融合に重点を置き、人口知能や暗号化技術など、最先端の研究開発に取り組んでいる研究拠点です。日本の産業競争力を強化するためには、このような世界レベルの技術開発を実用化に結び付けることが重要です。

法案を国会に提出するには、国民の誰からも「なるほどこの法律は必要なんだ」と思える理由が必要です。首相がこれまで法案の提出理由とし説明してきた「ホルムズ海峡での機雷掃海」など、国会審議で、提案する理由(立法事実)になり得ないことが明確になりました。また、これまでの憲法解釈の限界を超えた法案でもあり、国民の理解は深まっていません。