国会レポート 通常号
【国会レポート】原発事故も起こった巨大地震 政治家の危機対応の心構え【2011年3号】

3月11日金曜日午後2時46分に大地震が発生したとき、私は鴻巣のフラワーセンターの事務所で花卉市場について話を聞いていたところでした。長くゆっくりとした大きな揺れが続いたので震源地は遠いと感じ、発生の恐れが高いとされてい […]

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【国会レポート】日本の国会議員にも深く関わる 中東各国の反政府デモの情勢【2011年2号】

今年に入って中東各国で反政府デモが頻発するようになりました。すでにチュニジアとエジプトでは長期にわたる独裁政権が崩壊し、リビアでは内戦状態となっています。中東各国にはそれぞれ固有の事情があるにしても、反政府デモが国を超え […]

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【国会レポート】国の医療機関のモデルを目指す 国立がんセンターの取り組み【2011年1号】

必ずしも行政がやる必要のない事業を行政が行うとムダを生み非効率になりがちです。そのため、「民営化すべき」という意見も強いのですが、かといって、中には民営化が馴染まないものもあります。そこで、考案されたのが行政組織と民間企 […]

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【国会レポート】失業者を救うための画期的な求職者支援制度が実現【2010年12号】

平成23年度予算の中で「求職者支援制度」が創設され、775億円もの予算が計上されています。この制度は失業手当(雇用保険の求職者給付)を受給できない人たちに対して職業訓練と訓練期間中の生活支援のため月10万円の給付を行うも […]

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【国会レポート】事業化される見通しとなった上尾道路のⅡ期区間(北本・鴻巣間)【2010年11号】

私の選挙区が深く関わっている上尾道路について、Ⅱ期区間(北本・鴻巣間9.1キロ)が平成23年度予算で事業化予定の新規道路事業10区間の1つに選ばれました。首都圏ではこの区間だけです。今回はこの上尾道路についてご報告します […]

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【国会レポート】簡単には決めつけられない中国の多面的な実像【2010年10号】

国会議員として最新の中国事情を現地で知るために2010年12月に2泊3日のスケジュールで中国の北京を訪問しました。現地では日本政府関係者や北京に支社を置く日本企業の責任者のほか、日本を研究している中国政府機関の中国人責任 […]

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【国会レポート】政治主導を成功させる条件とは何か【2010年9号】

民主党政権は「政治主導」を旗印に政権交代を果たしました。それから1年以上経って、むしろ現在のほうがマスコミでも政治主導という言葉が頻繁に出てくるようになりました。とはいえ、「政治主導とは具体的にどのようなことを指すのか」 […]

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【国会レポート】沖縄を考えるのに不可欠な独自の文化圏という発想【2010年8号】

私は内閣府副大臣時代、沖縄振興政策の担当でもありましたので、今回は沖縄の報告をしたいと思います。 沖縄に興味を持ったのは友人が開業した地元の沖縄料理店を訪ねたのがきっかけでした。その友人に誘われて一緒に沖縄に行ったのです […]

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【国会レポート】私心なく仕事することの大切さ【2010年7号】

今回、菅政権の内閣改造に伴って私も内閣府副大臣を辞し、これからは、内閣部門会議と公務員制度改革プロジェクトチームの座長として民主党内で政策や法案の取りまとめを行うことになりました。 政府で手がけた仕事は公務員制度改革、消 […]

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【国会レポート】責任を取ることが政治家の仕事【2010年6号】

内閣府副大臣を拝命してから丸1年が経ちました。この1年間を振り返って、大臣や副大臣の仕事の本質とは何かを一言で表すなら、「責任を取ること」に尽きるのではないかと思います。 当たり前と思われる方もいらっしゃるかもしれません […]

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【国会レポート】政権与党としての責任感を常に心に刻んで【2010年5号】

2000年6月25日の初当選以来、毎月1回この国会レポート書き続けてきました。ちょうど今年の6月で10年が経ち、累計での発行はほぼ120回を数えます。 創刊以来ずっと心がけてきたのは、サラリーマンの視点で、わかりやすく私 […]

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【国会レポート】日本経済を活性化させる宇宙関連ビジネス【2010年4号】

先日、宇宙から帰還したばかりの山崎直子宇宙飛行士の表敬訪問を受けました。第一印象は、コミュニケーション能力が大変高い方だと感じました。以前、同じ宇宙飛行士の若田光一さんにもお会いしたことがあるのですが、人の関心をそらすこ […]

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【国会レポート】政権交代で可能となった公務員制度改革【2010年3号】

去年の総選挙で私個人の公約として「ゲリラ豪雨対策」と「自殺対策」を訴えました。まず、ゲリラ豪雨対策については政府の中央防災会議で専門家調査会が開かれることになり、そこで具体的な議論が深まっていくことになります。 また、自 […]

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【国会レポート】政府に関わる政治家には無責任な発言は許されない【2010年2号】

今回は政治家の発言について述べてみます。野党の政治家は政権とは距離がありますから「あるべき論」になりがちですが、与党の政治家あるいは政府に入っている政治家となると、そういうわけにはいきません。発言が行政に直接的な影響を与 […]

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【国会レポート】副大臣の仕事に生きているサラリーマン時代の経験【2010年1号】

内閣府副大臣に就任して以来、地元での活動はほとんどできなくなりました。副大臣になる前なら国会の予定がなければ、朝6時半から地元の皆さんに駅でビラを配ってから国会に通っていましたが、今は朝9時前には内閣府に入ります。それか […]

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【国会レポート】発足100日での新政権 様々な取り組み【2009年12号】

政権交代後100日余りで来年度予算と税制をまとめました。今、我が国の統治機構すなわち国の在り方が根本的に見直されています。大臣、副大臣、政務官の政務三役会が定着し、そこで課題に取り組み、結論を出して国家の意思を決めていま […]

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【国会レポート】副大臣の記者会見で問われる政治家としての判断力【2009年11号】

今回、私は内閣府副大臣となって政務三役(大臣、副大臣、政務官)として行政の方針を決めています。その結果、日常的に行政の機密事項に接するようになりました。当然、機密の取り扱いは慎重でなければいけません。野党議員には職務権限 […]

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【国会レポート】新政権で始まった政治家主導への試み【2009年10号】

政権交代によって私の立場も野党から与党になりました。今回、新政権が発足して1カ月経って、どのような変化が起こっているのかについて述べてみます。 まず私自身の仕事環境が激変しました。野党時代には時間的な拘束が少なかったため […]

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【国会レポート】政権交代が実現!政治主導の予算編成が始まる【2009年9号】

今回の総選挙が終わって初登院し、衆議院本会議場の自分の議席に座ったとき、政権交代を文字通り身をもって実感しました。本会議場では議長席に向かって左側から最も大きな政党の議員が座って、右へ行くにつれて小さな政党の議員席となる […]

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【国会レポート】思い切った政策を断行して日本にダイナミズムを取り戻す【2009年8号】

民主党のマニフェストについては財源論(政策に対して財源があるかないかという議論)が多いのですが、野党という立場でここまで具体的に個々の政策を書き込み、かつ財源も明記したことは今までになかったと思います。 また、我が党の政 […]

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【国会レポート】政治主導の予算編成が政権交代の本質である【2009年7号】

今回は政権交代の意味について述べたいと思います。私は当選して以来、政権交代にはあまり言及してきませんでしたが、一昨年の参議院選挙で与党と野党が逆転し、今回、政権交代が現実味を帯びてきているため、このタイミングでふれておく […]

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【国会レポート】新しい時代に必要な政治と官僚制度の緊張関係【2009年6号】

昨年の国際金融の混乱、原油や穀物価格の高騰などは時代の転換期を象徴する出来事でもありました。しかし、現政権はこの転換期にうまく対応できなくなっています。政権と共に歩んできた官僚機構も同様です。今、政治と官僚機構との関係の […]

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【国会レポート】創意工夫から見えてくる都市近郊農業の可能性【2009年5号】

今回は農業を取り上げます。といっても、全般的な農業問題についてではなく、都市近郊農業の様変わりと今後の可能性について述べてみたいと思います。 周知のように私の地元は大都市に近いため都市近郊農業という範疇に入り、稲作のほか […]

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【国会レポート】高速道路の無料化実現は政治家の英断にかかっている【2009年4号】

自動車は英語ではautomobileですが、このautoには「独立して」あるいは「自立して」という意味があります。すなわち、automobileとは「レールがなくても独立して自由に動き回れる」ということなのです。 ところ […]

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【国会レポート】今のような危機の時代政治家自ら情報を取るべきだ【2009年3号】

私はこれまで厚生労働委員会や経済産業委員会に所属してきましたが、今国会では予算委員会の委員にも起用されています。予算委員会は、年初の本会議で首相の施政方針演説や各党の代表質問の直後から始まり、2ヶ月ほどの審議を経て予算案 […]

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【国会レポート】地元の実情をリアルに感じて国政に活かす【2009年2号】

通常国会で来年度予算の審議が始まりました。予算審議の前には衆議院本会議場で、いわゆる四演説(首相の施政方針演説、財務相の財政演説、外相の外交演説、経済財政担当相の経済演説)があり、翌日からさらに2日間にわたって大きな政党 […]

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【国会レポート】危機を活かす国家戦略を立てる時【2009年1号】

アメリカ発の未曾有の金融危機によって世界中に景気後退の波が押し寄せています。日本も、派遣社員など多くの非正規労働者が人員整理の対象になり、雇用危機ともいえる状況になっています。政治としてもこの状況をできるだけ早く脱するた […]

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【国会レポート】縮小する経済のなかで助け合いが求められる【2008年12号】

世界的な金融不安のあおりで消費が大きく落ち込んでいます。そこで、少なくとも向こう3年間は世界の経済が縮小し、仕事量も減っていくと想定すれば、二つのことを考えなければいけません。 一つは、社会が騒然としないようにしっかりと […]

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【国会レポート】地域で応援するプロ野球「独立リーグ」の時代が来た【2008年11号】

重苦しい事件が続くなか、久々に明るいニュースが飛び込んできました。神奈川県の16歳の女子高生、吉田えりさんが関西独立リーグのプロ野球チームに指名されたことです。吉田さんは右横手投げの投手で、ボールに回転がなく打者の手元で […]

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国会レポート 通常号
【国会レポート】金融バブルが弾けた今こそ実体経済の立て直しを【2008年10号】

目下、世界的な金融不安が起こっています。なぜこんな事態になったのでしょうか。 きっかけは、米国の金融機関が低所得者向けに行った高額の住宅融資でした。これがサブプライムローンで、最終的には100兆円をはるかに超える損害が出 […]

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